あなたのお店でキャッシュが足りないのは在庫のせい?アパレル店舗での棚卸しの必要性を徹底解説!

小売店舗において、憂鬱で億劫な作業の一つが在庫管理と、月に1回の棚卸しです。「棚卸し、棚卸しって聞くけど、なぜ棚卸が重要なの?」という方に向けて、棚卸の重要性を説明していきます。

 

なぜ、棚卸しって必要なの??

棚卸しは小売店舗で働いたことがある方ならば、誰もが聞いたことがあるかと思いますが、棚卸しはなぜ必要なのでしょうか。それは、正確な利益を算出するためです。

 

例えば、仕入れ値が6,000円で売価が8,000円の商品を取り扱っているとします。
毎月100個の数量がコンスタントに売れていますが、同じく毎月10個の返品があるとします。(10個のうちの5つは実は商品がほつれており、販売できないものとします。)
販売管理、在庫管理はPOSシステムでだけで行っており、3ヵ月に1回だけ棚卸しをしているとします。

POSシステムだけで管理をすると、毎月販売が100個なので売上は(8,000円 × 100個)で800,000円。返品は10個なので(8,000円 × 10個で)80,000円。毎月80個仕入れているとして、原価は(6,000円 × 80)で480,000円です。

しかし、本当は、毎月10個ずつ商品が返品されており、そのうち5個は洋服がほつれており、売り物になりません。レジの人は忙しいので商品にほつれがあることに気が付きません。

するとPOSデータ上では荒利益は240,000円あり、次回の仕入れの際にその50%を仕入れに使えるとします。(ややこしいので利益率は50%と仮定)。しかし、実際には商品は毎月5個ずつ破損しています(5個が万引きされたのと同じです)。

もし、3ヵ月に1回の棚卸の頻度だと、商品がほつれていることが3ヵ月目に判明します。
15個、つまり(6,000円 × 15個)90,000円のキャッシュが3ヵ月目には足りないのです。

これが、「想定よりも、キャッシュが少ないぞ」となる原因です。
その原因に迅速に多能するためには、棚卸しの頻度を上げ、
POSシステム上の理論値の在庫数量と、実際の現地にある在庫数量を確かめる必要があります。
これが、アパレル店舗などで実地棚卸が必要な理由です。

 

なぜ、商品のほつれや、破損に気が付かないの??

それは、店員さんが商品を確認していないからではありません。
本当の原因は、POSでは正確な在庫管理が行えないという点にあります。

POSシステムは販売管理、返品管理等の金額管理に関しては把握できるのですが、
実際の「販売できる在庫管理」という点においてはその性質上、管理が難しいのです。

あなたの会社でも、POSシステムを使うのは店舗の一般販売員で、
在庫などについては店長が報告することになっていませんか??
(一般的に、POSの担当者と、在庫管理の担当者が異なることが原因です。)

これらを防ぐために、大手のアパレル店舗などでは費用をかけて、棚卸しの業者などを夜中に呼んで管理をしています。
これは正確なキャッシュフローを確認するための作業です。

 

では、棚卸ってどうしたらいいの??

棚卸の方法は簡単です。
POSデータのマスタ情報をエクスポートして、商品名、品番、バーコードナンバーなどを書いたExcel表を印刷し、
右側に現在庫数量を記入していくだけです。
これを毎月やるだけで、POSのデータと実際の在庫数量が異なる(商品の破損も含む)ということがわかるでしょう。

 

それでも棚卸しが面倒な方へ

・ハンディターミナルを使った棚卸し

ハンディターミナルなどのバーコード機器を使って棚卸しをすることができます。
バーコードを読みとって数字を入力していくだけなので、比較的簡単に実地棚卸しができるようになります。

キーエンスなどのハンディターミナル
ハンディターミナルを使って棚卸しや在庫管理ができます。1台15~30万円

 

・アプリを使った棚卸し

アプリを使った棚卸し|ロジクラ
アプリを使ってバーコードを読み取り、棚卸しから在庫管理までを行うことができます。|ロジクラ

https://logikura.jp

 

あなたのお店にあった最適な在庫管理と棚卸しを行い、
利益の最大化を目指していきましょう。

福岡出身. 物流スタートアップやってます。需要予測のできる在庫管理のSaaS「ロジクラ」 AngularJS, React.js, Node.js

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