在庫管理の精度を上げるコツ「ロケーション管理」とは?2種類の管理の方法を徹底比較!

ロケーション管理

こんにちは。無料で使える在庫管理ソフト「ロジクラ」の長浜です。
今回は物流倉庫内のロケーション管理についてです。
ロケーション管理を導入すれば、在庫管理の精度が上がり出荷作業の圧倒的な改善に繋がります。

この記事を読んで上手なロケーション管理ができるようになりましょう!

 

目次

  • ロケーション管理とは?
  • ロケーション管理の2つの種類とは?
    固定ロケーションとフリーロケーション
  • 商品の流動性によって適切にロケーション管理の方法を選択しよう
  • まとめ

 

ロケーション管理とは?

ロケーション管理とは倉庫内の在庫置き場を正確に表したものです。
例えば倉庫内の「A」という場所に保管するというようなざっくり管理ではなく、棚割りを正確に決め、「X – Y – Z」などの形式で表すやり方が一般的です。
ではなぜ、ロケーションを正確に割り振るのかというと在庫管理を正確に行うという面ももちろんありますが、答えはズバリ、「ピッキング作業を効率に行うため」というのが本来の目的です。

一般的には倉庫現場では入荷と出荷の作業場所が離れているため違う担当者が作業を行うことが多いのですが、出荷の作業を効率化させるためには入荷の段階で間違えないことが必須条件になってきますので熟練工は入荷現場に配置されることが多いです。入荷の段階で正確に棚に入れていくという一見面倒なロケーション管理をすることで、出荷現場をアルバイトなどに任せることができるんです。

 

ロケーション管理の2つの種類

ロケーション管理には2つの方法があります。1つ目は固定ロケーション管理。2つ目はフリーロケーション管理です。それぞれにはメリットやデメリットがあり、商品の流動性などによってどちらを選ぶかを決める重要な管理方法ですので、ここで2つについてまとめてみましょう。

ロケーション管理の種類- 「固定ロケーション」とは?

固定ロケーションとは、商品ごとに事前に置き場所を決めて管理する方法です。自宅の冷蔵庫でも、扉にはお茶や調味料などを在庫して、お肉などは下の段に。飲み物は上の段に。など何となくルールを決めているものだと思います。商品の数が少なかったり、商品がそんなに大幅に変わらない倉庫などでは固定ロケーションを決めて在庫管理をする方法の方がラクで管理がしやすいです。ピッキングをする際にも、商品マスタのデータと紐づけてロケーション情報をピッキングリストに紐づけてさえいればWMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)などを導入せずとも管理をすることができます。ただ、デメリットとしては商品の入れ替わりが激しくなったりすると保管の棚が空いてくるので稼働率が悪くなり倉庫保管料が比較的高くなりやすいという点でしょうか…。

ロケーション管理の種類 – 「フリーロケーション」とは?

フリーロケーションは倉庫特有の考え方です。お客様から荷物を預かっている倉庫などでは、より多くの品物を保管して稼働率を上げるためにもフリーロケーション管理を導入しています。フリーロケーション管理について簡単に説明すると、在庫の置き場を事前に決めずに空いている棚に入庫していく方法です。事前に置き場が決まっていると、別の商品が置けないという厳格なルールがあるため、決まっている置き場まで商品をもっていかなければなりませんが、フリーロケーション管理を導入すれば空いている場所を見つけたら商品を入庫していけばいいので棚を効率的に利用することができます。しかし、その際に重要なのが「どこの棚に入庫したか」を記録しておかなければ、倉庫の中でどこにあるのかを正確に把握することができず、出荷作業に支障をきたします。フリーロケーション管理はExcelや在庫台帳などでは限界があるため専用のシステム(WMS:倉庫管理システム、在庫管理システム)を導入するのが一般的です。

WMSシステムのロケーション管理の考え方は?

WMSシステムを導入すればExcelなどでは管理できない、フリーロケーションの在庫管理が可能になります。WMSシステムを使った入庫作業を見てみましょう。

  1. 入荷担当者が商品を荷受け(入荷)する
  2. 入荷担当者は納品書を元に実際の商品に不備がないか(不良品はないか)や入荷の数を数えて記録していきます。 ← 紙のメモが多い
  3. 商品の入荷が終わると、入庫担当者に商品と入庫伝票を渡します。
  4. 入庫担当者は空いている棚を見つけて商品を入庫し、そのロケーション情報をハンディターミナルもしくは入庫伝票に記帳します。
  5. WMSを管理している事務担当者はハンディの情報もしくは入庫伝票を見ながらWMSシステム上にロケーションデータを紐づけていきます。

WMSシステムを使ってフリーロケーション管理をやろうとすると上記のように複数の担当者での分業によって管理していくことが通常のWMSの考え方です。(WMSシステムごとの仕様によって異なります)次に出荷作業について見てみます。

  1. 商品を受注すると、WMSシステムに受注データを変形した出荷指示データをインポートする
  2. WMSシステムが在庫データを元にしてピッキングリストを発行
  3. ピッキングリストを元にピッキング(出庫)担当者が倉庫から出庫していく。
  4. …固定ロケーションの流れと同じ

WMSシステムが在庫データ(品番、バーコード、ロケーション情報、数量)などを元にしてピッキングリストを作成します。フリーロケーションの難しい部分は、空いている棚に商品を入庫していくので同じ商品が倉庫内の違うロケーションに入庫されるという問題を解決することは出来ません。その問題点をExcelや在庫台帳などで管理することがほぼ不可能なのでピッキングの効率化をするためにWMSシステムを導入するといったイメージです。

 

まとめ

ここまで2種類のロケーション管理の方法などについて説明してきました。ロケーション管理をすることによってピッキングの効率化や保管の稼働率などを向上させることができます。とはいえフリーロケーションをExcelなどで管理するということは不可能に等しいのが現実です。この記事を読んで

  • 固定ロケーション管理 → Excelや在庫台帳でも管理が可能
  • フリーロケーション管理 → WMSシステムで管理が可能

といったざっくりイメージを持っていただければと思います。
ちなみに弊社の提供する在庫管理システム「ロジクラ」は固定ロケーション管理が完全無料。フリーロケーション管理が月額30,000円から利用できる国内最安値のWMSシステムを提供しています。まずは無料でアカウント登録できますので、是非とも貴社での在庫管理の精度の向上にお役立てください。

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